毎年、4月になって平田將人さんの作品展が巡ってくると、遠音の節目であることに、思い
  至ります。というのも、かつて遠音開店の折、平田さんが、杮落し(こけらおとし)を
  かって出てくださったからで、この春で丸7年になることを、感慨深く思い起こすのです。
  
  7年の間、彼を見て来て思うのは、その誠実な人柄とぶれない姿勢です。
  民芸の心にも通じる、用の美を、しっかり捉えたものづくりをしつつ、地道に、かつ
  たゆみなく技を磨いて、一年が巡り、こうして遠音での作品展となります。
  披露されるガラス器たちは、みんないい顔をしています。充分に可愛がって作られるから、
  おっとり落ち着いています。飲み物もお料理も、安心して収まりそうです。
  ゆっくり時間をとって、ご覧いただければ幸いです。
          hirata