あけましておめでとうございます。
    本年もよろしくお願いいたします。
         松尾大社 サル
           皆さまにとって、幸多き年となりますように!

    さて、遠音の新年は、息子・難波謙介さんと、母・れいこさんの二人展で幕開けです。
    謙介さんはダウン症として生まれました。母親のれいこさんは、彼が生きる上で、これという
    ものを身につけさせたいと思い、ノッティングを選択されました。
    まず、れいこさんがノッティングの技術を習いに行って習得し、その後彼に教えられたそうです。
            1月展 写真中
   いま36歳となる謙介さんは、旭川荘の仕事から帰宅すると、まずひと休みして、それから2時間ほど
   織り、夕食後にまた織って、一日の日課を終えます。一枚のラグ(椅子などに敷く)を、約一週間で
   織り上げるそうです。様々な素材、色、太さの糸(毛糸)を、こころの赴くままに織り込んでいて、
   自在な面白さのあるマットに仕上がっています。
   母れいこさんの作品は、花や野菜を育て、何でも手づくりされるれいこさんらしく、シックなトーン
   です。
   かっちり織ってあるので丈夫で長持ちすると、これまで使ってこられた方々はおっしゃいます。
   椅子敷きや玄関マット、車のシート、バスマットなどにいいでしょう。 ぜひご覧ください。