林敦子さんの白磁は、色彩がきれいです。
器の裏側に彩色してあり、食器として使用する時は、僅かに見えるだけ。
それが、なんともオシャレなのです!
西村孝子さんの山野草の寄せ植えは、楚々として可憐です。しっかり根付かせてあるので、
可愛がって育てれば、来年も再来年も、この鉢の中で咲くそうです。鉢は林敦子さん作。
石原育子さんのポジャギ(写真はタピストリー)は、麻の風合いとその色遣いが、五月の風を
思わせます。根気のいる細かな作業を、丁寧に丁寧に、かつ楽しんで、仕上げられています。
ポジャギとは、韓国の「包む布」の総称だそうです。日本の風呂敷のようなもの。