茶房&ギャラリー遠音 Blog

岡山市南区にある『茶房&ギャラリー遠音』のあるじが綴る、遠音のこと、日々のこと。

2017年11月

  県北の旧家を訪ねました。築150年の古民家です。
  南に面した縁側の下に、こんな見事な蟻地獄を見つけました。大きなものは直径10センチ
  もありそう。掘ってみたけれど、地獄の中は空っぽ。地獄主のウスバカゲロウの幼虫は、
  もう成虫になって、どこかへ飛んで行ったようです。
    1蟻地獄 紅葉
    
  岐阜県養老町に「養老天命反転地」という、現代アートのテーマーパーク?(作品群)があり
  ます。荒川修作氏とパートナーで詩人のマドリン・ギンズ氏の共作で、公園内を回遊して感じ
  取る、体験型のアートです。天井にドアがあったり、壁に冷蔵庫が埋まっていたり、床は凸凹、
  亀裂もいたるところにあり、まともに歩けません。やたら疲れました。。。 
        反転地        反転地 23反転地 

  この反転地の近くに養老の滝があります。昔、若者が親孝行をしたら水がお酒に変わったという
  有名な逸話のある滝です。反転地で気分が逆立っていたのが、まともな道をまともに歩いて、
  緑と、澄んだ水に触れたら、心底ほっとしました。
  そっか!! これって荒川修作氏の狙いどおり、、、思う壺かも??
     養老乃瀧 2  養老の滝

  高橋昌人さんの現代アート(抽象画)は、鮮やかな赤が印象的です。
  山下今朝吾さんの「備前あかり」は、光の演出にうっとりします。
  e絵 赤備前あかり      
         
  展示のあしらいに果実を使いました。奥の黄色いのは花梨(かりん)、手前のテーブルの
  上のは郁子(むべ)です。アケビに似ているけれど、アケビより丸っこくて柔らかい。
  下の2枚の写真も花梨と郁子・・・(あら、並べると女の子の名前みたい、、、)
 会場 郁子
      花器 断層
              絵 郁子と

  11月の遠音は、現代アートの高橋昌人さんと、備前焼(鬼備窯・おにぞなえがま)の
  山下今朝吾(けさご)さんの、二人展です。
  高橋さんは、絵画、オブジェ、インスタレーションなど、現代アートの分野でご活躍です。
  ごく最近では、「2017年鞆の浦deアート」に出品。鞆の浦の寺社や旧家を使い、町全体を
  現代アートで彩った企画展に参加。昨年に続き2年連続の出展でした。
  今回遠音では、絵画を中心に、何か現代アートらしい面白いモノが飛び出すかも??
  山下今朝吾さんは、総社市の砂川公園の端、鬼ノ城へ登る道の入り口に、窯を構えておられます。
  錦備前、青備前、白備前など、備前焼の窯変の可能性に挑戦中です。
  同時に「備前あかり」と銘うって、照明器具を制作。半乾きの時に細かな模様を彫って、焼成し
  そこに電球を入れると、それは美しい光を放ちます。
      11月展

    

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