茶房&ギャラリー遠音 Blog

岡山市南区にある『茶房&ギャラリー遠音』のあるじが綴る、遠音のこと、日々のこと。

2016年04月

    遠音の八重桜が、今年も咲いて、散りました。。。まもなく葉桜となります。
        八重なので 咲くときも散るときも盛大!です。ヒラヒラなんて優雅ではなく、ボタボタと
    こぼれるように散ります。散った花びらは、風に飛ばされ庭から出て、水路や道路や隣家まで
    お邪魔してしまいます。。。どちらさまも、ごめんなさい!
             桜 外観桜 満開
     庭に散った花びらは、まるでピンクの雪のよう。前の水路の縁にもこんなに積もります。
     桜散る庭桜 水路

  余震が続く中、不安な日々を過ごされている現地の方々のご心労はいかほど
  か、と思われます。
  私の知人も、ご実家が熊本で、いま地震の片づけに熊本へ行かれています。
  ご無事を祈るばかりです。

  そんな中、遠音4月展が終了しました。
  いつもと変わらぬ春を迎えた岡山では、遠音に並んだ漆やガラスの作品が、新緑に
  映えて、ことのほか美しく見えました。
  漆の栢野氏の地元・総社や、ガラスの平田氏の地元・建部よりお運びくださった皆様、
  遠路をありがとうございました。
      全景 カタクリ
      箸 ガラス 縁側
                  ブルーベリー
                写真  右上:黄花カタクリ  下:ブルーベリー


   4月の遠音は、栢野茂氏の漆と、平田將人氏の吹きガラス展です。
   平田氏は、遠音での作品展は 4回目となり、もうお馴染みの方も多いことと思います。
   奇をてらわない素直な色と形で、民芸の心にも通じる作品たちです。コップ、水差し、皿、
   ミルクピッチャーなど、日常に気持ちよく使えて、飽きない、確かな品々をご覧ください。
   栢野氏は、総社市在住。精巧な図柄の作品のほかに、今回は日常使いのものを、多く
   出品していただきます。漆はジャパンと称されるように、日本の美そのものです。
   そのまろやかな感触を、お愉しみください。
        4月展DM2

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