茶房&ギャラリー遠音 Blog

岡山市南区にある『茶房&ギャラリー遠音』のあるじが綴る、遠音のこと、日々のこと。

2016年02月

   遠音の古いもの市は、思わぬ盛況に、出展者一同、驚きました。
   掘り出し物や好みのものを探し当てたとき、秘かにワクワクする気持ちを、
   皆さまお愉しみくださったようでした。ありがとうございました!
        会場風景2月展

   2月10日の初日に、お客様からいただいた沈丁花の蕾が、会期の半ばに香り始めました。
   見れば、一粒、二粒、小さな花が開いて、部屋中に芳香を放っていました。
   街にこの花の匂いが流れると、ああ、春だな~と思いますよね。嬉しいような、切ないような
   甘い香りです。菜の花も、(別の)お客様からいただいたので、合わせてみました。
      沈丁花 菜の花
    
     
      和菓子も春です。なんて可愛い! 日本の文化は素敵ですね。。。
                    宮雀 菓子  
             宮雀 菓子器 2

  

   遠音の2月は、恒例となりつつある「古いもの市」です。
   全国津々浦々、空き家が社会問題となっている昨今、岡山にもその波は来ていて、家を処分する前に
   道具類を何とかしたい、という話をよく耳にします。
   今回、「姑が使っていた茶道具があるんだけど・・・」とか、「バブルのころ、気前よく買ったけど
   使わなくて」とか、「好きで集めたものだけど、子供もいないし、少しずつ手放そうかと思って」
   というような遠音の仲間も加わって、「古いもの市」をいたします。
   古いものたちが新しい場を得て、また愛用されるよう、願ってやみません。
         2月展 吉岡陶器
                        2月展 志保陶器
     

このページのトップヘ