茶房&ギャラリー遠音 Blog

岡山市南区にある『茶房&ギャラリー遠音』のあるじが綴る、遠音のこと、日々のこと。

  皆さまには、良きお年をお迎えのことと、お喜び申しあげます。
  さて、遠音の一月展は「松井実 和凧展」から始まります。
    和だこ 写真
  松井さんは、かつては、岡山県和凧協会の会長をされていて、全国大会に参加したり、
  全国大会を岡山に招致したり、活動は活発だったようです。
  それがいつからか廃れて、今では岡山で和だこを守る人がいなくなり、もしかしたら、
  松井さんが岡山最後の和だこ制作者かもしれません。
  この大きな和だこが空を舞う姿は見事だろうと思われますが、実際は電線や電話線など
  に阻まれて、ご近所で揚げるわけにはいかない、とのことです。残念!!

  だから今では、和凧は空を舞わず、お座敷などに掛けられて、新築祝い、男児の出産祝い
 (赤ちゃんの名前を入れて)、開店祝い(店名を入れて)などに使われるそうです。
  派手な歌舞伎役者風ですが、遠音のお座敷に掛けてみて違和感がないのは、やはり日本文化
  同士だからでしょうか。

 

   明けましておめでとうございます。
  岡山は寒さも緩んで、穏やかな新年です。
 
  倉敷市の由加神社本宮のふもとに、静かな谷があります。
  この谷のヤマガラは、小さな群れでやってきて、ほら、写真のように、人の手に
  止まって、餌を啄ばむのです。
  これは私の右手で、掌の窪みに、ヒマワリの種があります。
  手すりの上に餌を置いても来ますが、同じように、手にもやってくるのです。
  彼らに、また会いに行きたくなりました。。。
  ヤマガラ
             ヤマガラ 2
               (手すりの上にヤマガラとヒマワリの種)

  12月の「オノマトペ展」も賑やかなうちに過ぎて、遠音一年の行事が終了しました。 
  今回は、3人の作家さんのまわりの、若いもの作りの方々が、多数いらしてくださいました。
  今後、遠音とのご縁ができれば、嬉しいことです。
  
  根深ネギと言えば下仁田が有名ですが、その下仁田産のネギをいただきました。
  いわゆる下仁田ネギは、もっと太短くて、ずんぐりむっくりしています。
  スマートなこのネギも、名産地モノだけあって、甘く柔らかい。
  そこへ、隠岐の島からヒラマサが届きました。
  鴨だと「カモネギ」で良かったのですが、お魚です。捌くのに、四苦八苦しました!が、
  新鮮この上ない。
  どちらも美味しくいただきながら、来年も良い年になりそうな気がしました。
  皆さまも、どうぞよいお年をお迎えください。来年もよろしくお願い致します。
      下仁田ネギ
              ひらまさ
  

       今年も残り1カ月。あれよあれよという間に師走ですね。
  12月の遠音は、ヨシダコウブン、三浦義広、佐藤菜穂子の3人の作家による「オノマトペ」展
  です。
  オノマトペ(フランス語)とは、擬声語のこと。パチパチ、メラメラ、ちょろちょろなど、
  外国語に比べ日本語にはオノマトペがことに多いそうです。
  では、どうしてオノマトペ展なのか、作家さんにお聞きしてみました。
   三人とも扱う素材や作風は違いますが、「いのちをカタチにしているという点や,作品を
  生み出すまでの過程や、生まれた作品たちがさまざまなオノマトペを生み出していること
  は同じで、その種類の豊かさと自由さが三人と重なるのではないか、と思い名づけました」、
  とのこと。
  ヨシダコウブンさんは銅版画、三浦義広さんは陶オブジェと食器、佐藤菜穂子さんは金属
  素材のアクセサリー。三人三様のオノマトペをお楽しみください。

    オノマトペ展

         先月、今年は250個の干し柿にカビが来て廃棄処分にした、という記事をこのブログに掲載
  しました。すると、それは残念だろうと、とあるお方が、干し柿用の柿150個を差し入れて
  くださいました。遠音の柿の2倍ほどもある、大きな実です。自宅でとれたものだそうです。
  嬉しかったこと!  
  さっそく剥いて吊るしました。今度は大丈夫です。
  柿むき干し柿
           干し柿蓮

  県北の旧家を訪ねました。築150年の古民家です。
  南に面した縁側の下に、こんな見事な蟻地獄を見つけました。大きなものは直径10センチ
  もありそう。掘ってみたけれど、地獄の中は空っぽ。地獄主のウスバカゲロウの幼虫は、
  もう成虫になって、どこかへ飛んで行ったようです。
    1蟻地獄 紅葉
    
  岐阜県養老町に「養老天命反転地」という、現代アートのテーマーパーク?(作品群)があり
  ます。アーティストの荒川修作氏とパートナーで詩人のマドリン・ギンズ氏の共作で、公園内
  を回遊して感じ取る、体験型のアートです。
  天井にドアがあったり、壁に冷蔵庫が埋まっていたり、床は凸凹、通路は行き止まり、
  深い亀裂もいたるところにあります。まともに歩けません。やたら疲れました。。。 
        反転地        反転地 23反転地 

  この反転地の近くに養老の滝があります。
  その昔、若者が親孝行をしたら、水がお酒に変わったという昔ばなしのある滝です。
  反転地で気分が逆立っていたのが、まともな道をまともに歩いて、緑と澄んだ水に触れたら、
  心底ほっとしました。
  そっか!! これって荒川修作氏の狙いどおり、、、思う壺に嵌ったかも??
     養老乃瀧 2  養老の滝

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