茶房&ギャラリー遠音 Blog

岡山市南区にある『茶房&ギャラリー遠音』のあるじが綴る、遠音のこと、日々のこと。

    はや師走となりました。
    クリスマスのイルミネーションが街を彩り、年末の感が盛り上がってきますね。
    そんな中、遠音でも、クリスマスにふさわしく、華やいだ作品展となりました。
    陶芸の八木沙織さん、手織りの平田八千代さん、ニードルパンチによる小品の
    弓場道子さんの三人展です。
    八木沙織さんは埼玉県在住。作品は、彼女独特の柔らかな形と色が調和しています。
    小鉢や皿などの器の他に、ほっこした感じの土鍋が存在感を示しています。
    平田八千代さんのカシミヤのマフラーは人気の的で、作品展前から予約が入るほど。
    他に小さな袋物など、手先が器用で色彩感覚に優れた平田さんならではの作品たちです。
    弓場道子さんは、東京在住。ニードルパンチという手法で、コサージュや襟飾りなどを制作。
    シックで華やかな作品たちが、東京の風を運んできてくれることでしょう。
   12月展 写真

    西尾正道さんの絞り染め展が、終了しました。
   岡山県と鳥取県の県境近くから通って来られる西尾さんは、期間中、毎日のように、
   秋の野山の彩を、遠音へ運んでくださいました。
   渓谷に沿って走り、野を超え山越え、鳥取県から車で2時間半の道中に見つけた
   花や木の実たちです。
       野茨の実 まゆみの実 つる梅もどき等          リンドウ
    野茨の実 まゆみ かご盛り りんどう
           ミツマタ 藪椿 等            野菊  ししうどの花
       籠盛り ミツマタ やぶ椿     長方形かご よめな ししうど
         谷うつぎの照葉 ぐみ        ししうどの花のアップ
       谷うつがの紅葉 ぐみ   ししうど レースみたい
       
             いらっしゃい! 遠音の小さなお客様。
          小さなお客様 たいちゃん


   只今、西尾さんの絞り染め展、開催中。今回は冬に向けて暖色系の作品が多いのが、特徴です。
   コースタや花瓶マットなど、小物も揃っています。
    西尾さん 真ん中の赤い布               
          西尾さん 布 縦5本
                    西尾さん 仏間
 
    11月展の前に、京都府の南端、かつて山城の国と云われたあたりの古寺を訪ねました。
    中でも、心に残ったのが浄瑠璃寺です。
    平安時代に建立された本堂も、五重塔も国宝で、本堂の中の九体の阿弥陀如来像も国宝なのに、
    その割には、なんだか全体に素朴なのです。
         この本堂には、国宝がぎっしり九体。重文もぎっしり詰まっている。
           浄瑠璃寺 本堂
     浄瑠璃寺 土塀浄瑠璃寺 シュウメイギク
    その素朴さは、参道にも表れていました。門前の土産物売り場が、なんと、こんな具合
    なのです。干し柿、ハヤト瓜、京菜、赤かぶ、等々。この売り方がまた、ふるっています。
    何でも釘に引っ掛けて、吊るしてあるのです。時代劇のワンシーンのように、それらは様に
    なっていました。 いいな~浄瑠璃寺。。。すっかり好きになってしまいました。
    浄瑠璃寺 市 右一 浄瑠璃寺 右市 後方
              浄瑠璃寺 市 干し柿         

   暑い暑いと言っているうちに、急に寒くなってきました。
   11月の遠音は、西尾正道さんの「ぬくもりをかもし出す布」展です。
   西尾さんは、名古屋の有松絞りを学んでのち、独特の絞り染めを編み出され、
   出身の鳥取を中心にご活躍です。遠音での作品展は、3回目。
   遠音ののれんも西尾さんの作品です。藍の大らかな染めが、ちょっとレトロな
   空間を和ませてくれて、毎年夏季に活躍します。
   今回は、寒さに向かう季節なので、ぬくもりをテーマーに作品が展開されます。
   綿や麻の布を、驚くべく、細密に絞り上げた作品たちを、どうぞご覧ください。
      西尾さんDM

    秋の味覚は数多いけれど、中でも栗は特別です。こんなに和菓子に重宝される
    素材は他にないでしょう。そんな栗の蒸しようかんを、今年もいただきました。
        栗  
    東京は渋谷区富ヶ谷にある「みさきや」さんの栗蒸しようかん。
    毎年、届けてくれる友によると、間口はほんの一軒ほどの、ささやかなお店だ
    そうで、お歳の店主が、一日に作れるだけのものを作って、売り切れたら閉店と
    なるそうです。この栗蒸しようかんも、午前中に行かないと手に入らないとか。
    毎年、これぞ栗! これぞ蒸し羊羹!と思って、、、いっただきま~す。
   ようかん栗蒸し   栗蒸し へぎ


    

   

      「 眞鍋芳生/Tomo 父子展」が終了しました。
   父・眞鍋芳生さんは趣味人で、骨董に通じておられ、桃山時代の茶碗や江戸期のもの
   などをお持ちです。
   それらを遠音に持参くださって、いっとき、眞鍋茶会となりました。
   この一服は、割れた部分に呼び継ぎがなされていて、それが味のある景色となっています。
   呼び継ぎというのは、割れた破片は紛失しているので、同時代の(同じ窯の)別の破片を
   充てて、金継ぎをしたものです。そうと言われなければ、呼び継ぎだとは分からないほど。
   両の掌にすっぽり収まる小ぶりな茶碗に、栗の練り菓子。秋の一服を頂戴いたします。
       茶会セット眞鍋茶席 kore



          遠音恒例の吊るし柿が、今年もできました。
    今年はこの柿の裏年で、豊作の年の三分の一ほどでしょうか。
    このくらいの量だと扱い易くて、剥いて吊るすのに三晩で楽勝でした。
   軒干し柿柿むき


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