茶房&ギャラリー遠音 Blog

岡山市南区にある『茶房&ギャラリー遠音』のあるじが綴る、遠音のこと、日々のこと。

   やっと梅雨らしい日々になりました。
   6月の「こはら恵子 布展」のときは、雨も降らず、そう蒸し暑くもなく、窓を開けて
   緑を渡る風を入れていました。いい具合に、6月展が済んでから雨の日が続いています。
   その節は、恵子さんの布ファンのみなさま、ようこそ。布やショールはお役に立っていますか? 
              (写真は佐藤錦 甘~いです!)
          サクランボ

   ところで、先日、私のスマホが突然、一切の反応をしなくなって、再起不能に陥り
   ました。残ったデーターはほんのわずか。。。写真など全て消滅です。
   バックをとっていなかったから、さあ、大変! 最初はパニクッたけれど、ものは
   考えようです。これを機会に名簿の整理をしよう、なんて、強がりを言ってます。
   というワケで、
   このところお電話をいただいても、「ごめんなさい、どちらさまでしたっけ?」という
   反応になります。ご容赦ください。
     
   蒸し暑い夜、居間の窓ガラスに雨蛙が張り付いて、寄ってきた虫(小さな蚊)を食べて
   いました。じっと待って、虫がうかつに近寄ると、鮮やかな速さでパクッ! お見事!
   ついつい見とれて、30分は見て過ごしました。
     1カエル2カエル



   ただいま、こはら恵子さんが、布と遊ぶ日々の中から、彼女の目を通して選んだものたちを、
   とりどりに展示しています。刺し子のポーチやバッグも。
   会場 中央テーブル会場 布バッグ
               会場1 恵子さん

   
   いま旬の、ビワをいただきました。お家の横の畑で育った、収穫3年目のものだそうです。
   大きくて、甘くて、つやつやと輝いて、若い枇杷の木の勢いが、そのまま果実になったような
   瑞々しさです。
          ビワ 山もり
                       ビワ 二個




   初夏の風に誘われて、草花たちと過ごしているうちに、南の方から入梅の
   ニュースが聞こえてきました。梅雨は木々や草花が、生き生きと輝きます。
   縁側から、そういう庭を眺めているのが、とても好きです。
   そんな季節に、こはら恵子さんが涼しげな布を届けてくださいます。
   スカーフやテーブルクロス、ランチョンマットなど。さらに恵子さんデザインの
   エプロンドレスやワンピースなど、どれも自然素材のものばかり。
   綿、麻、(シルク)、日本の夏を過ごすのに、必須アイテムです。
  こはら恵子 DM

   
      5月の、白磁と藍染と山野草展には、多くの山野草ファンがお越しくださいました。
   こんなにも山野草を愛する方々がいるんだ、ということを再認識しました。
   白磁の涼し気な鉢に清楚な草花が映えます。そこに藍染を合わせたら、もうバッチリ!
             山野草 鉢


   岡山と鳥取の県境近くの谷に育った「シチダンカ」というアジサイの原種を分けて
   いただきました。春先に移植して、しっかり根付いたかどうか心配だったのに、ほら、
   こんなに可愛い花を付けました。貴重な珍しい品種だから、愛好家から羨ましがられ
   ています。
        シチダンカ 大


  
 

   遠音の八重桜も散り、晩春から初夏へと、季節は移りつつあります。
   まもなくGWが明けると、遠音の5月展が始まります。
   5月は、林淳子さん(白磁)と松村多美子さん(藍染)、西村孝子さん(山野草)の3名が、風薫る
   初夏のハーモニーを見せてくださいます。
   林さんと松村さんは遠音での作品展は2度目ですが、西村さんは初めて。山野草の作品というのは、
   まだ珍しいかも知れませんね。
   それは、ひとつの小鉢の中に何種類かの草花を寄せ植えることによって、山野草の持つあの楚々と
   した美しさを、相乗効果的に高め、美を完成させるものです。
   山野草ファンにとっては、たまらない作品展となるでしょう。
   優しい表情の白磁と、心洗われる藍とのコラボを、どうぞお楽しみください。
   5月展 DM 

   
       京都から、滋賀県大津市の石山寺を廻ってきました。
   ムカシ、学生時代に行った記憶がかすかにあり、紫式部が源氏物語を起草したお寺だ
   ということは知っていました。それだけの認識で行ってみたら、さすが由緒ある寺院、
   こんもりと深い緑の中に建つ本堂も多宝塔も国宝で、境内はいにしえの貴族の日々を
   思わせる風格がありました。
   天平から平安の人たちも、ここをこうやって歩いたであろう岩山の道を、嬉しく歩いて
   きました。
     石山寺 石の上 2
  紫式部 石山寺1石山寺 
                2石山寺 

                   
    
   
   
   

   ただいま、平田將人さんのガラス小品展を開催中。
   香水瓶をはじめ、一輪挿し、豆皿、ぐい吞みなど、掌に収まる作品がとりどりに並んでいます。
   長く使って飽きのこない作品たち。手に取ってながめていると、嬉しくなります。
  ラスが花瓶大花瓶大き目 再度
   座敷テーブルガラス
                      カウンターのガラス

   遠音6年目の八重桜が咲きました。
   今年は後楽園のソメイヨシノが遅かったから、遠音の八重桜も例年より遅めです。
   ちょうど今日あたり、見頃です。
          遠音の桜
   庭の山野草も咲いてきました。上、左から、一輪草、二輪草。下、黄花カタクリ。
 一輪草二輪草
              カタクリ黄花



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