茶房&ギャラリー遠音 Blog

岡山市南区にある『茶房&ギャラリー遠音』のあるじが綴る、遠音のこと、日々のこと。

  世は花盛り。遠音の庭も花盛りです。
  春の連休が始まりますね。どこへ行っても混みそうです。
  こんな時は、近回りで遊ぶに限ります。
  
  さて、遠音の5月は、尾崎敬徳さんの装身具展です。アクセサリーと言わないで
  「装身具」と言うのには、尾崎さんのこだわりが感じられます。
  倉敷にある彼の工房を訪ねると、一帯に緩やかなアナログ時間が流れているのが、
  肌で感じられます。できる限り、手づくりで、自給自走で、暮らせたらいいなという
  尾崎家の思いが、伝わってくるようです。
  尾崎さんの装身具は、そいういう中から生まれました。
  工房の中は小さな工具でいっぱい。それらが、収まるところに収まって、出番がくる
  まで、のんびり寛いでいるように見えます。それが一旦彼の手にかかったら、豹変して、
  こんな美しいものたちを、産み出すのです 。見事というほかありません。
  尾崎さん展 写真

  庭の花たちに混じって、こんな奇妙な草もあります。蝮かコブラみたい、、、
     まむし草オダマキ 鳴子ゆり
       しらん 白うつぎ姫
       上段左より、まむし草に似ているけれど??、オダマキ、鳴子ゆり
       下段左より 白花紫蘭 姫うつぎ


  

  ただいま遠音では、ガラスと漆の作品展を開催中です。しっかりとした技術に裏打ちされた、
  質の高い作品を、どうぞご覧ください。
  中央テーブル ガラス香水瓶
 アクセサリー栢野2個栢野 カップ
             二輪草

   
   遠音の八重桜が散り続けています。まだ止まりません。八重だから量が多くて大変。
   雪のようです。ご近所にも花吹雪がお邪魔して、申し訳ないことです。
    散った桜2散った桜の中の花
            遠音八重桜


  4月は、漆と吹きガラスの饗宴です。
  漆は、1昨年に続いて2度目の栢野茂さん。総社市在住で、吉備路の五重塔が、ご自宅の目前
  に見えるそうです。季節になると、アマチュアカメラマンが撮影に夢中になって、庭まで侵入
  して来られるとか。そんなのどかな環境で、栢野さんは漆器の制作に励まれています。
  今回は小鉢や盃、箸置き、箸など、生活に密着した小物を多く展示されるそうです。
  
  平田將人さんの吹きガラスは、6度目。もう皆さまお馴染みで、昨年グラスを3個買ったから
  今年は2個買って5客に揃えよう、というふうに、買い足しされる方もおられます。
  ワイングラス、冷酒器、お皿、鉢物など、暮らしの中のガラスを、お愉しみください。
  今年も新作のグラスが並ぶそうですよ。
    4月展写真 ガラス漆



  今年は桜が、例年より早くて、4月1日にはもう散り始めていましたね。
  遠音の八重桜も、例年は4月展の会期半ばに咲き、会期終了と共に散るのに、今年はすでに
  5分咲きです。会期中に花吹雪となりそう.......
                            遠音八重桜

                        
  
  

  遠音の3月展が終了しました。
  フランスやドイツ、スペインの方が、岡山空港から直行で、遠音へお寄りくださいました。
  日本家屋が珍しそうでした。ありがとうございました。
  
  20日に遠音が終了して、「モンカーダこじま国際芸術祭」の本拠地、児島の旧野崎家
  住宅や由加神社本宮などへ行ってきました。今回のテーマーは、UFOです。
  野崎家にUFOが着陸しました!
  野崎邸宅 竹アート全景
             野崎邸宅 竹アート
   野崎邸宅 鉄アート小こけ野崎邸宅 
   先日からの雨の後、苔の手入れが行き届いていて、美しいことでした(写真は旧野崎家)

   東京のお土産に、大吾の爾比久良(にいくら)という和菓子をいただきました。
   卵黄と白あんを程よく調和させ、中に小豆餡と丸栗が入っています。
   たっぷりと大きく、持ち重りがして、無駄な飾りがありません。
   端正な姿カタチです。日本は美味しくて、美しい~と思います。
    大吾 饅頭 3個饅頭 一個 漆器
               饅頭 半分 漆器

                      


  

  ただいま遠音では、「モンカーダこじま芸術祭」の招聘作家展を開催中。
  マルタ・モンカーダが在廊して、巧みな日本語で来客と歓談する様子が、いかにも
  楽しげです。日本と日本の文化に魅かれ、バルセロナと岡山を行き来するマルタ。
  バルセロナ(カタルニア地方出身)と岡山は気候風土が似ていて、住みやすいそうで
  すんなり溶け込んでいる様子です。写真はマルタ・モンカーダ。
  マルタスカーフ
  エッチング3月展 床の間

  遠音の庭木にミカンの輪切りを吊るしました。メジロを誘いたいのですが、来るのは
  ヒヨドリばかりで、たまに遠慮がちにメジロが来ても、すぐにヒヨに追われます。
  ニックきヒヨですが、でも、ほら、こんなにきれいに食べてあります。残るは皮ばかり。
  皮になったミカンも、なにやらアートめいて見えませんか?
    ひよミカンのから

  

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