茶房&ギャラリー遠音 Blog

岡山市南区にある『茶房&ギャラリー遠音』のあるじが綴る、遠音のこと、日々のこと。

  この度の豪雨は、日に日に拡大して、あまりの惨状に言葉もありません。
  その上、災害直後からこの酷暑で、捜索も復旧も、ままならない様子。
  ギャラリーなど、不要不急のことをしていると、申し訳ない気がします。
  自分にできることは何かを、考えたいと思っています。

  あの雨の最中、ほんの少し雨脚が途絶えると、雀が餌を求めて庭先へやってきました。
  まだ誰も、こんな大災害になるとは思ってもいない5日の朝。
 1スズメ2スズメ
   
                 ☆遠音では、平常通り、ガラス展を開催中です☆
                  (今月の収益は、被災地に寄付したいと思います)
    1ガラスガラス2
                             3ガラス

          

  この梅雨が明ければ、真夏です。
  もう既に、関東地方では37度を超える猛暑を記録したようです。この様子だと、そのうち
  40度の灼熱の日が来るでしょう。
  どうせなら、この暑さを逆手にとって楽しんでしまおうと、若い3人のガラス作家たちが、
  スズシノワ(涼しの環、涼しの器)を展開いたします。ボスの白神典大さんを中心に、
  尾崎加奈さんと坂根秀子さんが、女性ならではの柔らかな作品を見せてくれます。
  例年のように、ペンダントやイヤリングなど、ガラスのアクセサリーも展示します。  
  麦茶や素麺、グリーンサラダ、冷麺、桃にスイカにサクランボ。。。ガラスが一番です。
  それらに似合う器を探しに、どうぞお越しください。
  目で感じる涼しさを演出するのは、楽しいものです。
    ガラス展7月
        ミニハウス風鈴



  今年も遠音の庭に、夕菅(ユウスゲ)が咲きました。名前のとおり、夕方から咲き始め、
  朝には萎みます。そんな特性のためか、この花には、花の精がいるような気がしてなりません。
       夕菅夕菅 2



   窓を開けると、庭の木々を渡ってきた風が、部屋の中まで抜けていきます。
   木綿や麻や絹の布たちが、喜んでいるように見えます。
   6月の風を感じに、いらしてください。
  6月展 お座敷6月展 スカーフ
    6月展 クッション6月展 袋

   半月ほど前、庭のもみじが突然枯れて、伐採したら、そこにぽっかり穴が開きました。
   でも、もみじの蔭で暗かった場所に日が差すようになって、草花が活気付いてきました。
   それが嬉しかったのか?、庭に棲む?蛇までニョロニョロと出てきました。
   あんまり出て来なくていいからね!
    へびもみじあと

  まだ5月末というのに、はや四国は入梅した模様。中国地方も、間もなくでしょう。
  これから蒸し暑くなってくると、肌触りのいい綿や麻の布が嬉しいですね。
  今年も6月は、こはら恵子さんの自然素材の布展です。恵子さんがデザインしたエプロン
  ドレスや、ワンピース、ポーチなども。大ぶりな布はテーブルクロスにも最適です。
  彼女の感覚で選ばれた布たちは、どれも、人の肌や暮らしに、すんなりと馴染むものばかり。
  手に取って、その感触をお楽しみください。
   DM6月展

 

  遠音から車で20分も行くと、藤田の田園地帯に入ります。ここは名だたる干拓地で
  下の写真のような風景が広がります。今は、見事に麦が実って、まさに「麦の秋」。
  秋ではないけれど、「麦の秋」。この豊かな実りを愛でる俳句の季語です。
    藤田 麦の秋

   ある日突然、本当に突然、遠音の庭のもみじが枯れました。前日まで青々として、何の異変も
   なかったのに、朝起きたら、葉は茶色に縮れて枯木になっていました。
   晴天の霹靂とはこのこと。狐につままれた気分です。合点がいかないから、友人の樹木医に
   緊急連絡しました。
   樹木医は慌てず「幹の根元にカミキリムシの幼虫が入ったのだろう。もみじは美味しいから 
  (メープルシロップ?)喰われるんだ。その樹はもう諦めることだね」と言います。
   それにしても、一夜で??・・・あり得るそうです。幼虫が樹皮の中に入ってぐるりと一周し、
   水脈を断つと、一夜で枯れるとか。仕方なく、庭師さんに頼んで伐採。
    枯れもみじ 本体伐採作業
          もみじ一面



  世は花盛り。遠音の庭も花盛りです。
  春の連休が始まりますね。どこへ行っても混みそうです。
  こんな時は、近回りで遊ぶに限ります。
  
  さて、遠音の5月は、尾崎敬徳さんの装身具展です。アクセサリーと言わないで
  「装身具」と言うのには、尾崎さんのこだわりが感じられます。
  倉敷にある彼の工房を訪ねると、一帯に緩やかなアナログ時間が流れているのが、
  肌で感じられます。できる限り、手づくりで、自給自走で、暮らせたらいいなという
  尾崎家の思いが、伝わってくるようです。
  尾崎さんの装身具は、そいういう中から生まれました。
  工房の中は小さな工具でいっぱい。それらが、収まるところに収まって、出番がくる
  まで、のんびり寛いでいるように見えます。それが一旦彼の手にかかったら、豹変して、
  こんな美しいものたちを、産み出すのです 。見事というほかありません。
  尾崎さん展 写真

  庭の花たちに混じって、こんな奇妙な草もあります。蝮かコブラみたい、、、
     まむし草オダマキ 鳴子ゆり
       しらん 白うつぎ姫
       上段左より、まむし草に似ているけれど??、オダマキ、鳴子ゆり
       下段左より 白花紫蘭 姫うつぎ


  

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